②からのつづきです
Dragon Heart の天板のデザインは、注文してくださる方の希望ではなく、私たちに任せていただきます。
最初にその方とお会いした後、チャネラーでもあるKazumiが受け取ったもの & 私の感覚で、天板のおおまかなイメージや 開ける穴の形を まず 決めます。
今回は、「藤色」「層が重なっている」「流れ」などのキーワードが 出ていました。
そして、実際に天板に描くのは、私 Atsuko。
やはり、おおごとです。
感覚的で カタチにもなっていない「それ」を、いかに、ここに現すか。現実に落とすか。
そして、どういうやり方でそれを描くか。
今回、Fさんにお会いしてから、私が実際に描きだすまで10日ほど、かかりました。
その中で、私に くる感じは、「日本神界」でした!
そして 浮かぶのは、草場さんの観音カード。
気になるこの3枚を選んで↓ 私は制作に入りました。
真ん中の、「33 藤飛天」が一番のキーのカード。このカードの色の絵の具を用意しました。
天板に塗る下地は、 胡粉ジェッソという、貝殻を粉にした日本画風のものを 初めて買いました。
そうしたかったのです。
私の意識は、「また日本だわ…」と思っています。
下地、フラットには塗りたくない衝動。
湧き上がるように 塗る。
そうまるで、敷いた新聞の鮭の絵のように!
そして 勇気を持って入れた、最初の色はこうでした。
色の重なり、テクスチャー、なんて綺麗なんだろう?
下地が、フラットではないからこその質感。
しばし、眺め、絵の具が乾いた後、
私は 藤の花と葉を 描き始めました。
つづきます →信じる〜Dragon Heart7 ④
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